M.Uさんの症状では噛み合わせに問題がないとは言い難いです。
まず、左下奥から3番目の歯が欠損している時点で、歯の本数が上下で異なっているため、その歯の周りの歯を中心として噛み合わせ、ひいては歯並びにも少なからず影響が出ているものと推察いたします。
歯の欠損時期が不明ですが、このまま放置しておくと、顎が痛くなったり咬合痛・歯ぎしり等、様々な不快な症状が出る可能性があります。
通常の経験から言いますと、左側だけが噛み合わせが悪く、右側が良いケースは非常に稀だと思います。
前歯の突出に関しては、原因として、顎の大きさと歯の大きさ(歯がきれいに並ぶ事の出来るスペース)があっていないために起こります。4人がけの椅子に5人座るようなものです。
現在、左の前歯が少し出てしまっているようですが、右側の歯の大きさと左側の歯の大きさは同じですし、顎の大きさも同じなわけですから、右側の歯にも何かしら症状が出ていることが多いです。
例えば、顔の真ん中と歯並びの中心がずれているなどです。
乳歯から永久歯に生えかわる時に右側から生えかわりが起こった場合、顎のスペースに並びきれなかった右側の歯が左側の生える歯の隙間まで占領してしまい、左側の歯が窮屈になって、でこぼこになってしまうのです。
M.Uさんのケースですと、左下奥がすでに欠損してるので、上下左右の歯の本数を揃えるために、左上・右上下それぞれ奥から3番目の歯を抜いて矯正治療を進めるのが、スタンダードな治療方法だと思います。
ただ、上下の顎の大きさを拝見してないので、あくまでも上下の顎のバランスがよいと仮定してのお話ですが。ともかく、より健康的で魅力的な歯並びを獲得出来るよう願っております |